2019/5/12 05:30 神戸新聞NEXT
西脇に地域づくりの相談窓口 16日の開設前に催し開始
兵庫県西脇市西脇の料理旅館跡で11日、起業や団体運営など、地域づくりに関わる無料相談窓口「西脇135」の開設記念イベントが始まった。12日まで、昭和と平成の西脇の街並みを比較した写真展や、織物祭(1955年開催時)の映像上映のほか、移動販売車の出店などがある。窓口は16日から毎週木、土曜の午前10時~午後4時に開く。(長嶺麻子)約20年前に閉館した旧ますや旅館を拠点とする窓口は、同市が2018年度に策定した「まちなか活性化計画」推進のため、NPO法人兵庫SPO支援センター(明石市)に中間支援業務を委託。NPO法人など各種団体の設立や、コミュニティービジネスの起業、運営など、労務管理や助成金活用、各種書類作成といった側面からも支援する。
この西脇135は窓口機能だけでなく、人と人をつなぐ場にしたいと、開設に先立ってイベントを開催。100枚以上が並ぶ写真展では、商店街のアーケードや映画館、西脇駅のあった頃の街並み、懐かしい店先や町ゆく人たちのスナップなども楽しめる。織物祭の映像では、通りが人で埋め尽くされ、盛大ににぎわう様子が確認できる。
同センター代表理事の李貫一さん(62)は「何かをやりたいという人の思いを形にするきっかけを作り、まちの活性化につなげたい」と話している。兵庫SPO支援センターTEL078・915・0075
https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201905/0012321669.shtml